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2006-03-21

『メゾン・ド・ヒミコ』


メゾン・ド・ヒミコ
脚本: 渡辺あや、 監督:犬童一心


【ストーリー】
塗装会社の事務員として働く吉田沙織、24歳。
ある事情で借金を抱え、夜はコンビニでもバイトをしているが、
いっそ風俗でも働こうかと思い悩んでいる。
ある雨の日、彼女のもとに若く美しい男が訪ねてくる。
名前は岸本春彦。
彼は、沙織が幼い頃に沙織と母親を捨てて出ていった父の恋人だった。
沙織の父・吉田照男は妻子のもとを離れた後、ゲイのための老人ホーム
を創設、その館長を勤めているらしい。
春彦は、父が癌で余命幾ばくもないことを伝え
ホームを手伝わないかと誘う。
「メゾン・ド・ヒミコ」ゲイのための老人ホーム。
賑やかで、哀しくて、温かな場所。

【感想】
心温まるいい映画でした。
映像がとてもきれいで、景色、建物がとても素敵でした。
犬童一心監督の『ジョゼと虎と魚たち』の景色もきれいでしたが、
今回も海も空もとても綺麗。


話の流れがスローテンポなのに全く気にならず、
沙織の父に対する嫌悪感が薄れていくさまが
とても良く表現されていたと思う。
老人たちに囲まれたオダジョーと柴崎コウが際立ってた。


ゲイの役を演じたオダジョーがますます好きになりました。
佐織の父を愛しつつ、佐織に惹かれるがゲイであるが故の
苦悩する表情がとてもセクシーでした。


オイラもいつか歳を取って老人ホームに入るそのときは、
メゾン・ド・ヒミコのような温かくて静かな場所が良いなぁと
思うほど、心温まるいい映画でした。


ゲイのおじちゃまたちってホント明るくて愉快に描かれていましたが、
やっぱり女装はちょっときついものが・・・。
綺麗な景色に女装した老人。なかなか見ることはないでしょうw


『ジョゼ・・』に引き続き、一心監督の映画がやっぱり好きだな。

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