2006-12-25

『大奥』

■大奥 (2007年)
監督:林徹

■ストーリー
徳川家七代将軍家継の世、大奥では先代将軍の正室・天英院(高島礼子)と
将軍の生母・月光院(井川遥)が熾烈(しれつ)な女の闘いを繰り広げていた。
若くして大奥一の実力者となった絵島(仲間由紀恵)は、月光院の信頼が
厚かったため、天英院派の不満を買っていたが、そんな折、天英院に
月光院の許されぬ恋のうわさが届いてしまう。 (シネマトゥデイ)

■感想
TV放映を一度も見たことなくても楽しめました。
なんといっても、高島礼子&浅野ゆう子&松下由紀の怖さはすごかった。
お姉さま方たちの不敵な笑みに快感すら覚えました。
女って怖い・・・・実感っさせられました。

歌舞伎役者役の西島秀俊さん&北村一輝さんのメイクには、
違和感ありすぎて笑いそうなところもあり、色男ちゅうよりは、
ソッチ系の人のように見えました。
あくまで衣装やメイクの話で、演技は良かったです。

ストーリーはひねり等なく単純な気がしましたが、
だからこそラストシーンは感動で涙しました。
かなり切ないです。

んでもって、初日舞台挨拶。
仲間由紀恵はため息が出るほど綺麗でしたが、
オイラとしては、高島礼子さんが見れて嬉しかったです。
生の声も話し方もテレビで見る印象そのままで凛としてました。
松下由紀さんも浅野ゆう子さんも綺麗でした。
んで、西島秀俊さん・・・かっこよかったですぅ(T▽T)ノ
笑顔が素敵でした。

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2006-12-04

『ヴァイブレータ』

■ヴァイブレータ (2003年)
監督:廣木隆一

■ストーリー
31歳のフリールポライターの玲は、以前から頭の中で響く声に悩まされ、
過食や不眠を繰り返していた。そんなある夜、コンビニでトラック運転手の
岡部と出会った彼女は、彼の車に乗り込み、旅に同行することに。

■感想
オイラは好きです。こういう映画。
話の展開も面白い。そして切ないです。
コンビニで出会って、すぐ一緒に旅をする、
こんなシチュエーションはあり得ませんが、
あってもいいんじゃないの?なんて思ってしまいました。

寺島しのぶさん、それ程かわいくはないが(失礼)
かわいく思えてきます。泣き崩れるところ、いいです。
字幕で出てくる「心の声」もリアルでいいです。

そして、トラック運転手役の大森南朋さんが素敵です。
金髪で誰かわからなかったけど、Dr.コトーに出てる人じゃないですか。
全然キャラ違ってます。そのギャップに驚いた。
優しくて大きくて逞しくて、悪いこともしてきて、
そんな素敵な殿方キャラをさらっと演じておりました。

過食&吐きのシーン、お花摘みのシーン(今時そんな表現しないか)
色々とタブーが多い気がしましたが、嫌な感じがしません。
最後のオチも哀しくて切なく、とてもいい映画でした。

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2006-12-03

『カオス』

■カオス (2000年)
監督:中田秀夫

■ストーリー
実業家・小宮山の妻、佐織理(中谷美紀)が誘拐犯にさらわれた。
だが、これは彼女が夫の愛を確かめるために便利屋の
黒田(萩原聖人)に依頼した偽装誘拐。計画は順調に思えたが、
佐織理が何者かに殺されたことから、黒田は窮地に追い込まれる。
(Infoseek)

■感想
古い映画ですが、「リング」の監督&中谷美紀のコンビです。
ホラーではなくミステリー。けど、映像は怖いです。
話の内容は淡々と進んで、それほど盛り上がりには欠ける。

ですが、人物のキャラと映像はなかなかえがったです。
最後のオチがあっけらかんとしてまして、
どうも中途半端に感じました。ま、こんな感じです。
・・・ちょっと残念。かな。

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『天使』

■天使 (2005年)
監督:宮坂まなみ、原作:桜沢エリカ、脚本:奥寺佐渡子

■ストーリー
恋に悩むコンビニ店員カトウ(内田朝陽)、恋人と子育ての両立に
悩むシングルファーザー吉川(永瀬正敏)らが暮らすとある街。
ある日、自由気ままな天使(深田恭子)が舞い降り、それぞれに
悩みを抱えた人々を見守りながら、彼らの心を温めていく。 (シネマトゥデイ)

■感想
なかなか面白い映画でした。
深キョン、天使の役にはまってました。
あの笑顔はさすがというか何というか・・・。

この映画の良さは、脇役の方々だったと思います。
永瀬正敏さん、永作博美さんのお話好きでした。
そして、深キョンに勝るとも劣らない森迫永依ちゃんの笑顔。
この子は素晴らしい。もう一人の天使のようでした。

それと、内田朝陽くん。「深紅」で悪役はまってたのに、
普通っぽい役もなかなかえがった。
桜沢エリカのコミックを愛読していたのは、高校生の頃。
あの頃とは路線が違うけど、原作も読んでみようかしら。

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2006-11-27

『好き』

■好き (2000年)
監督:本田昌広(「チャーシュー麺」)、鋤田正義(「波」)、長澤雅彦(「テンカウント」)

■感想
3話のオムニバス作品。主演は全て、田中麗奈。
時代設定が異なり、主人公のキャラも違うので、
田中麗奈の色んな顔が観れて楽しかったっす。

一番面白かったのが「波」。
写真でドラマが構成されてます。
動画一切無し!
江ノ島の風景、特に海がとても綺麗でした。
この作品は女優・田中麗奈のファンにはたまらんでしょうね。はい。

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2006-11-26

『博士の愛した数式』

■博士の愛した数式 (2005年)
監督・脚本:小泉堯史、原作:小川洋子

■感想
人と人の繋がりを数学を通して違和感ないのが
素晴らしいと思いました。
博士の温厚な人柄が寺尾さんにぴったりでしたね。
そして家政婦を演じた深津さんも良かった。
80分しか記憶が続かないため、繰り返される同じ会話も、
心地よく耳に残りました。

人との繋がりは記憶ではなく、心で決まるもの。
奥の深い映画だと思いました。
最後の博士と大きくなったルートとのキャッチボールのシーンが
とても印象的。
数学もまた奥深いなと実感しましましたです。

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『アルバイト探偵(アイ)/100万人の標的』

■アルバイト探偵/100万人の標的
監督:崔洋一(『血と骨』、『クイール』他)、原作:大沢在昌

■感想
豪華キャストではあります。
椎名桔平も土屋アンナも好きです。
ですが・・・ストーリーにイマイチ入り込めず。

武器商人とか政治背景を淡々と語られるとオイラは弱い。
敵が2種類以上出てくるともう混乱して
何がなんだかわからんでした。
さらに、お洒落さも笑いもエロさも残虐さも中途半端な感じ。

『血と骨』の暗さが好きだったオイラにはちょっと肩透かしを
くらった感じでした。残念。

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2006-11-24

『DEATHNOTE ~the Last name~』

原作とは違う、完全に映画オリジナルのラストに感動。
エル(松山ケンイチ)の演技もさることながら、
ワタリ(おひょいさん)の存在感がgood(><)b
次々に展開されるストーリーにはまってしまい、
あっという間に時間が過ぎました。

映画の中でエルが食べるチョコレート。
今日行ってきた映画館には「エルセット」(ジュース2つ、板チョコ、パフェ)や
「ライトセット」(ジュース2つ、コンソメパンチ、パフェ)が
販売されておりまして、エルセット+コンソメパンチを
食べながら映画観てました。
エル気分を味わいつつ・・・。少々恥ずかしかったですが。
もっと恥ずかしかったのは、映画館を出たらシャツにチョコレートがべたべたと・・。
暗闇でチョコレートを食べるのは止めたほうがいいっすよ。はい(^^;

映画は、予想を裏切る展開と(原作知ってるからかも知れませんが)、
感動のラストで涙です。観てよかった。

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2006-11-05

『かもめ食堂』

■かもめ食堂
監督:荻上直子
原作:群ようこ

サチエ(小林聡美)はヘルシンキで“かもめ食堂”を始めたものの客はゼロ。
ある日彼女は最初の客で日本かぶれの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)にガッチャマンの
歌詞を教えてくれと言われるが、出だししか思い出せない。
彼女は偶然本屋でミドリ(片桐はいり)を見かけ……。

■感想
どうしても観たかったこの作品。
小林聡美&片桐はいり&もたいまさこっすよ。
それだけで面白そうだと思って。
期待を裏切りませんでした。
爆笑~じゃないんですよ。
「へへ。」「へけ。」的なこのクスクス感がたまらない。

ヘルシンキの町も海もとても綺麗でした。
その町にたたずむ「かもめ食堂」がとてもかわいい。
太った3人のおばさん、フィンランド人もとてもいい味だしてました。

やりたくないことはやらない、というサチエの言葉が
すんごく羨ましい限りでした。

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2006-11-04

『陽気なギャングが地球を回す』

■陽気なギャングが地球を回す(2006年)
監督:前田哲

■ストーリー
他人の嘘がわかってしまう男(大沢たかお)と
コンマ1秒まで正確に時を刻むことのできる体内時計を持つ女(鈴木京香)。
演説をさせたら右に出る者はいない男(佐藤浩市)と若き天才スリ(松田翔太)。
ある日彼らはロマンあふれる強盗計画を実行に移すのだが、
突如現れた別の強盗にあっさり大金を奪われてしまう。

■感想
陽気すぎます、このギャングたち(笑)
そんなんで強盗に成功しちゃっていいのかしら@
と思う箇所もあったりですが、まぁ、映画ですから。

どこかしら「約三十の嘘」にも似てました。
あれは集団詐欺師の話だけど。
盗んだ金が紛失、裏切りモノは誰か・・・同じやん。。

松田翔太って松田勇作の息子なんすね。
堂本光一に顔が似てると思うのはオイラだけかしら。
あ、最後に。佐藤浩市は良かった。さすがです。

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2006-10-28

『DEATHNOTE 前編』

DEATHNOTE やっぱり面白かったっす♪
なんといっても、エル最高でした。

漫画のイメージ壊さず、いや、それ以上にエルっぽい。
恐るべし、松山ケンイチ。
お菓子食べるときや、書類持つときの手、
珈琲スプーンを持つ指。めちゃ綺麗っすね。うん。

後編は映画館で観たい!

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2006-10-22

『さよなら COLOR』

■さよなら COLOR(2004年)
脚本:馬場当、竹中直人 監督:竹中直人

■ストーリー
海が見える病院に勤める医者・正平(竹中直人)の元に、
子宮ガンを患う未知子(原田知世)が入院してきた。
未知子は正平が高校時代思い焦がれた初恋の人であり、
現在も正平は彼女のことを一途に思い続けていた。
未知子は徐々に回復し、正平に心を開き始めるが……。

■感想
とても切ない映画でした。
ストーリーはありきたりなんだけど、海がとてもきれいで、
原田知代がこれまた綺麗でかわいくて。

竹中直人の個性の強さが、変なおっさん役でも、
微妙な不気味さを出しつつも面白くて憎めません。

映画の後半、それも最後の方に涙と笑いが凝縮されてた。
エンドロールが流れ出しても、最後で忌野清志郎 のバックコーラスが
聞こえてくると余計切なさを増してきて・・ええ、また泣きました。

シンプルなストーリー程、意外に泣けてしまう今日この頃です。

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2006-10-09

『ギミー・ヘブン』


■ギミー・ヘブン(2004年)
脚本:坂元裕二  監督: 松浦徹


【ストーリー】
両親と死に別れ、養父母も次々に不審死をとげる麻里(宮崎あおい)は
共感覚の持ち主。盗撮サイトを運営する新介(江口洋介)は、共感覚者
のために恋人や親友にも理解されない孤独を抱えていた。ある日サイトで
異変が起きて以来、彼の周囲で不可解な事件が起こり始める。


【感想】
もうちょっとダークな映画かと期待してたのに。
意外と切ない映画だったのですね。
共感覚とは、視覚、聴覚、嗅覚などが連動すること。
この複雑怪奇な世界って大好きなのに・・・。


次々に起こる殺人事件の犯人は誰か?って話なのですが、
途中からなーんとなく犯人がわかってくるのが
ちょっと残念でした。
ストーリー的にはドンデン返しなのですが、感想は「ああ、やっぱり。」です。


出演者が豪華な分だけちょっと残念でした。

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『大停電の夜に』


■大停電の夜に(2005年)
脚本:相沢友子 、源孝志 監督: 源孝志


【ストーリー】
クリスマスイブの夜、不倫関係を清算し、泣きながらホテルの
エレベーターに乗り込む美寿々(井川遥)。
エレベーターボーイで中国人研修生・李冬冬(阿部力)が
彼女の顔を心配そうに覗き込んだとき、東京中のイルミネーションが
消えはじめエレベーターも急停止した。


【感想】
お洒落で綺麗な映画だ思ったんですが、
イマイチのめり込めず仕舞いでした。
予告編で観たイメージと違って、ヌルイというか、薄いというか。。


クリスマスイブの日に大停電。
そんなノンリアルな状況下で起こる出来事は、超現実的でした。
そのギャップはオイラ的には好きでしたが、
映画なんだからさー、こうもっとドキドキな大ドンデン返しが
起こってもよさげじゃないかしら?と多少の不満もアリ。


全体的によく言えばお洒落。
悪く言えば・・・感情起伏なしの響かない映画。
うーん、敢えて言えば寺島しのぶのお話は好きでしたわ。
あとUFOキャッチャーしてた鈴木砂羽さん。
ちょっと残念でした。面白いかと思っただけに。

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2006-09-09

『LOFT』

■LOFT(2006年)
脚本・監督:黒沢 清

【ストーリー】
スランプに陥り、郊外の一軒家に引っ越してきた
女流作家の礼子(中谷美紀)は、>人けのない
向かいの建物に出入りする男を見かける。
男は吉岡誠(豊川悦司)という大学教授で、沼から
引き上げた千年前のミイラを無断で運び込んでいた。
それ見て以来、礼子は得体の知れない恐怖に襲わ
れるようになり、小説がまったく書けなくなってしまう。

【感想】
いつも思うのだが、黒沢監督の作品を一回観ただけじゃ
難解すぎて頭が痛くなる。。
でも、また観たいと思うのもいつものこと。
# 「アカルイミライ」が特にそうだった。

照明が暗いのか、オイラの目が調子悪かったのが、
映像がはっきり見えない箇所があり、それが余計怖い。
暗闇に何かが居そうで・・・。

それに、登場人物が少なく、背景というか空間が広い。
礼子の家には窓が多く、ガラスに映るものや、ドア、
色んなところから何かがでそうで尚怖い。
このような演出効果に思いっきり怖さを覚えました。

舞台挨拶で中谷美紀さんが「ホラー、サスペンス、恋愛、
色んな要素がある」と仰られた。
その言葉通り、ホラーよりもミステリーぽいかな?と思ったり、
うんにゃ、恋愛もんですなと思ったり。
こういうホラー映画もアリなのではないかと思う。

「人は理由が無くても行動する」と監督が仰ったそうですが、
この言葉通り、オイラの頭は「混乱」させられっぱなしでした。

舞台挨拶に来ていた、黒沢監督&中谷美紀さん。
生・中谷美紀さん・・・めっさ綺麗でした!感動もん。

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2006-08-26

『UDON』


■UDON(2006年)
監督:本広克行


【ストーリー】
成功を夢見てN.Y.に渡米していた松井香助(ユースケ・サンタマリア)は、
挫折したことにより故郷の田舎町に戻ってきた。
借金を背負い人生のどん底にいた香助の前に、地元の雑誌社で働く
編集者の恭子(小西真奈美)が現れる。香助は恭子や地元の人々と
触れ合ううちに地元の名産品である“うどん”の魅力に目覚め始める。


【感想】
笑いも涙もありで心が温かくなりました。
映像の1/3が“うどん”で占めてるんじゃないか?ってくらいに、
登場してきます。美味しそうでたまりませんでしたよ。


「うどん屋の息子」と呼ばれるのが嫌いな香助と、
不器用な父親との変化がとても良かったです。
ストーリーは定番って印象を受けたけど、
それでも涙してしまいましたね。
人にはそれぞれ色んな人生があり、地元に住んでも
そこで楽しく生活することも素敵なことなのだと感じ、
ちょっとだけ実家が懐かしくなりました。


ちょい役で色んな役者さんが出てきます。
それを見つけるのもまた楽しかったです。
香川の綺麗な景色を一度この目で見てみたいと思いました。


映画観終わった後は、半券持って「はなまるうどん」へ。
ちゃっかり50円割引してもらったっす。

Udon


んで、舞台挨拶。ユースケはかっこよかったし、
小西真奈美さんは、超かわいかった。
顔小さい、細い、足キレイ。。。さすがです。
本物も透明感あふれてました。完全萌えです。

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2006-08-20

『空中庭園』


■空中庭園(2005年)
脚本・監督:豊田利晃


【ストーリー】
京橋家の娘・マナ(鈴木杏)は学校をさぼり気味で、
弟・コウ(広田雅裕)も学校に行ってない様子。
そして父・貴史(板尾創路)は浮気に忙しく、
妻・絵里子(小泉今日子)は、母・さと子(大楠道代)との
関係に悩んでいた。


【感想】
『秘密を持たない』、これが家族のルール。
隠し事なく何でも話す家族。
とても嘘っぽい家族、まさに「学芸会」のよう。


絵里子の完璧な笑顔の裏に隠された妄想がとても怖かった。
少女時代をいじめ・ヒキコモリで過ごした絵里子。
それ故に、完璧な母を演じる姿がとても痛々しい。


一番印象に残ったのは、絵里子が壊れ始めたところ。
実の母・さと子の誕生日に言った台詞。
「あなたなんか母親になるべきじゃなかったのよ。
母親失格。今度生まれ変わったらさ。私があなたの母親に
なってちゃんと育ててあげるからさ。だからもう、死んで。」
この台詞を能面の顔して淡々と言う。


遭う度に憎まれ口しか言わない母子だけど、
やっぱ心のどこかでは愛してるんだね。
それは、絵里子が手に入れた家族にしても同様だった。
絵里子がそれに気がついたときの本当の笑顔がとても良かった。


ストーリーとは裏腹に、暗くないし重くもない。
だけど、色々なことを考えさせてくれる映画でした。
本当に大事なことは、お墓まで持ってくもんだそうです。
『秘密をもたない』なんてあり得ません。。

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2006-08-19

『ブラックキス』


■ブラックキス(2004年)
監督:手塚眞
脚本:手塚眞、森吉治予、田中浩司


【ストーリー】
都内で殺害後死体を飾り立てる猟奇殺人事件が発生。
その現場を目撃したアスカ(松本麗香)は、カスミ
(川村カオリ)と同居することになるが、その周辺で次々と
事件が起きる。


【感想】
全体的にとても綺麗な映画。邦画じゃないみたい。
出演者もスタイリッシュで、風景もインテリアもこだわってる模様。
めちゃめちゃ綺麗。


また、それほどの恐怖はなかったけど、
死体が・・・グロイんだけど綺麗なのよ。
芸術的な死体というか。。。
蛙の解剖みたいな死体の目に薔薇が刺さってたり・・。
死体にブードゥー教の刺繍がしてあったり。。


カスミが半端なくかっこよくて、アスカはかわいい。
ふと『NANA』を思い出しました。
映画は観たことないけどね(^^;


謎解きの展開や人物背景とかは面白かったですが、
犯人のオチが「えー、どういうことなん!?」って、
想像なんかつきません。意外なオチでした。


また新しいジャンルの邦画発見!ってな感じで、
良かったです。

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2006-08-16

『きょうのできごと a day on the planet』


■きょうのできごと a day on the planet(2003年)
監督:行定勲
脚本:行定勲、益子昌一


【ストーリー】
京都の大学院に進む正道(柏原収史)の引っ越し祝いに
恋人の真紀(田中麗奈)と親友のけいと(伊藤歩)と訪れた
中沢(妻夫木聡)。
彼らが何気なく過ごしている間、テレビの向こうでは
さまざまな事件が起こっていた。


【感想】
何でもない日常なんだけど、時間が経って思い出すと、
とても大事な一日だったのかもしれんと思えるような映画。


こんなにも普通なストーリーがどうしてオモシロイんだろ。
登場人物にはそれぞれの背景があって、同じ時間を過ごして
ホント、普通の若者たち。


女どもは2人でまた飲んでるし。
男どもは三国志のゲームしてるし。
昔こういう光景を体験したことあるわ・・・って思った。
懐かしくてほのぼのしました。


中沢と真紀とけいとで鯨を見に行くときのシーンで、
真紀の「カメラ持ってない。あれー?」はかわいかった。
十二時回って「また明日がキタ」「違うよ。今日が来たんだよ。」
何でもない会話がとても印象に残るしね。


うん、面白かったし心に染みる映画です。

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2006-08-14

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』


■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年)
監督:ゴア・ヴァービンスキー


【ストーリー】
ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)は、海底の支配者として悪名高い、
さまよえる幽霊船“フライング・ダッチマン”の船長デービー・ジョーンズ
(ビル・ナイ)に多額の借金があった。
ジャックは自分自身の保身のため、仲間であるはずのウィル・ターナー
(オーランド・ブルーム)やエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)を
裏切ってしまい……。


【感想】
前作を見てないオイラには、ちょっとツライ映画だった。
人物の関わりなぞが、どうもイマイチ飲み込めず、
途中で頭フリーズして、ただただ字幕を読むだけ状態。


前作を見てる人には面白かったのではないでしょうか。。。
後ろに座ってるカップルがそう言ってたし。


新しい映画としてみると、それなりに楽しめました。
ジョニー・デップのイカレタ感じと、幽霊の衣装(?)もかなり凝ってたし、
話の展開はまあまあでしょうか。。。


ただ最後がまだまだ次号!ってな終り方で、
おまけに前作を見ていないと「あんた誰!?」って感じで、
最後の大きな「?」が頭の上に出て、盛り下がり、
周囲に置いてかれた寂しい気持ちになりました。


本映画を観られる場合、前作を見ることをお勧めします。


余談:
結局、前作を観たくてレンタルビデオ屋に行ったのですが、
全てレンタル中でした・・・orz
皆考えることは同じなのね(TT)


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2006-07-30

『花田少年史~幽霊と秘密のトンネル~』


■花田少年史~幽霊と秘密のトンネル~(2006年)
原作:一色まこと
脚本:大森寿美男
監督:水田伸生


【ストーリー】
小さな港町で評判のワンパク少年・花田一路(いちろ)は、
ある日、トラックと衝突する大事故に遭ってしまう。
九死に一生を得た一路には、幽霊が見える不思議な能力が
身についていた。その日から彼の周囲には、様々な幽霊が
出現して願い事や相談を持ちかける。


【感想】
8月19日(土)よりロードショーが始まる
「花田少年史~幽霊と秘密のトンネル~」試写会に行ってきました。


舞台挨拶つきでした↓画像悪いけどご容赦下さい。

Hanada_butai


左から、報知新聞の方、安藤希、須賀健太、水田監督、
司会のおねーさん。


オイラはコミック、TVアニメどっちも観ていて、
とても感動するオモシロイ漫画だと思っているので、
期待して見に行きました。


期待通り、笑いと感動の涙でひどい顔になってました。
原作にないお話で新鮮さもあり、一色まことさんらしい
感動の涙を与えてもらいました。


須賀健太くんの一路少年の演技、さすが天才子役、うまい。
父親役の西村雅彦、母親役の篠原涼子もいい味だしてて、
吉川のおばあちゃん役もたいまさこは、さすがに存在感アリです。


北村一輝さんも出演されてます。
オイラも妹さまも大好きな北村一輝。
どっちがどのくらい好きかを言い争ったこともある程。
今回は3枚目の役で登場ですが、今回もあの目の怖さは抜群でした。


舞台挨拶ですが、須賀くんの堂々たる姿に客席からは、
「やっぱすげぇなぁ。緊張しないのかなぁ。」
との声が周囲から聞こえてきました。
とっても小さくて元気な須賀くん。かわいかったです。



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『森のリトル・ギャング』


■森のリトル・ギャング(2006年)
監督:ティム・ジョンソン、キャリー・カークパトリック
原作コミック:マイケル・フライ、T・ルイス


【ストーリー】
仲間たちが冬眠から目覚めたら、なんと森の周りは
ヒトの町になっていた・・・。さあいったいどうやって
食べ物を集めよう!?
そこにイタズラ好きのアライグマRJが現れた。
ヒトの家には食べ物がいっぱい、ともんなをユーワクする。
町は危険だらけ!森のリーダー、カメのヴァーンは猛反対。
でもみんなはおいしい食べ物が欲しい!
RJと一緒に、ヒトの町へとむかう。大成功に見えた
「食べ物をあつめよう」作戦。
だが、ブチ切れ住民、グラディスが動物退治のプロ、
ヴァーミネーターを呼んだことから、大変なことに・・・。
ひとりぼっちだったRJが出会ったはじめての家族。
果たしてRJはみんなを救うことができるのか!?


【感想】
8月5日(土)より全国ロードショーが始まる DREAMWORKS の
最新作「森のリトル・ギャング(日本語吹替え版)」試写会に
行ってきました。


夏休みということもありまわりは家族連れが多い。
始まる前からギャーギャーとまぁ。。
でも、映画が始まったら大人しくなり一安心。


実はそれほど期待しないで見に行ったのですが、
いやいや、全然面白かった!
海外のアニメは全く見たことがなく、アニメはジブリでしょう!の
オイラでしたが、絵も綺麗だし話しも単純明快。
なのに、笑えるし感動するしで楽しかった。


日本語吹替えは、役所広司(あらいぐまRJ)、
武田鉄矢(カメのヴァーン)、
石原良純(リスのハミー)、
友近(スカンクのステラ)、
BoA(ハリネズミのヘザー)、
カンニング竹山(ヴァーミネーター)、
夏木まり(グラディス)、です。


BoAを除けば年配の方ばかりで、うーん、
動物とアニメでこの配役はありなのか?
と思いきやなかなかいい感じにはまってました。


一番感動したシーンは、ヘザーが死んだフリした瞬間。
あまり内容ばらすのも何なのでこの辺で。



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2006-06-26

『blue』


■blue(2001年)
監督:安藤尋
原作:魚喃キリコ
脚本:本調有香


【ストーリー】
高校生の桐島カヤ子(市川実日子)はひとつ
年上のクラスメイト、遠藤雅美(小西真奈美)
のことが気になっていた。カヤ子はやがて彼女の
ことを想うようになり、キスまで交わす仲になるが・・・。


【感想】
オイラには無かった羨ましいくらいの、
楽しくも切なくもある青春がこの映画には詰まってます。
最高に羨ましい、・・でなくて、いい映画です。


桐島、遠藤とお互いを苗字で呼び合うのも懐かしさを
覚えました。


空も海も綺麗な青、映画のタイトル「blue」が一際綺麗です。
舞台は女子高ですが、同性に憧れるのは良くあることで、
桐島の場合はそれは恋愛にも似た感情でした。
それを受け入れる遠藤を演じた小西真奈美、
とても良かった。


自分には何もない空っぽだと言う遠藤に、
桐島はそれでも遠藤になりたいよ、遠藤は遠藤だよ。
この台詞は好き。
遠藤は、私は桐島が羨ましいよと返す。
このシーンは良かった。


なんかもう、良かったの連発です。
ホントいい映画です。



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2006-06-25

『贅沢な骨』


■贅沢な骨(2001年)
監督:行定勲
脚本:行定勲、益子昌一


【ストーリー】
ホテトル嬢ミヤコ(麻生久美子)と、心に傷を持つ少女サキコ(つぐみ)。
二人はミヤコの仕事で得たお金だけでなんとか暮らしていた。
ある日、いつものように仕事へ出掛けたミヤコが向かった先は、
新谷という初めての客のもと。
そこでミヤコは新谷(永瀬正敏)という男に何か特別な
感情を抱いてしまう。
やがてミヤコはなぜか自分と新谷の間にサキコを
巻き込み始めるのだった……。


【感想】
全く対照的な二人の女の子。
二人が暮らす部屋にいつのまにか新谷が居た。
3人の不思議な関係と、全体的にけだるい感じが好きでした。


新谷とサキコが近づいていくのをサキコはどう見てたのか。
音楽という共通点で近づいていく新谷とサキコ。
自然と疎外感を感じるミヤコは、どちらに嫉妬してたんだろう。


映画の始まりから、喉に骨が刺さって苦しそうなミヤコだが、
医者に診てもらうと何も刺さってないと言われる。
自分の意思とは違う行動・言動からも、心理的な何かに
苦しさを感じているんだろうと思う。


なんかね、イタイ。
何かが欠落してて不安定で不器用な3人。
思考や理性より、感情や本能が先に立っちゃって、
お互いが傷つけあってく様子は見るにつれ、イタイです。


「世界の中心・・」の行定監督なんですね。
作品のイメージが全然違うのに驚きでした。



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『銀のエンゼル』


■銀のエンゼル(2004年)
監督:鈴井貴之
脚本:本田紀生


【ストーリー】
北海道の田舎町でコンビニエンスストアを営む
北島昇一(小日向文世)。妻で店長の佐和子(浅田美代子)が
交通事故で入院したため彼は深夜勤務に就き、
会話のない娘(佐藤めぐみ)とも向き合うハメになる。


【感想】
東京の大学に行きたい娘の気持ちを全く知らなかった父。
娘の部屋に鍵が付いたこと、絵の教室に通っていること。
これらは、娘と向き合いだしてから初めて知ったこと。


娘が家出をしても追いかけず、コンビニのおにぎりを渡す。
本当は引き止めたいし、追いかけたいのに、
コンビニを閉めるわけにはいかない。
その歯がゆさがうまく伝わってきました。
仕事と家族、どちらが大切なのか。。難しいところですね。


あと10年若いときに見ていたら、娘役の気持ちに
感情移入してたと思うけど、何故か父親の方に
感情移入してたオイラって・・・。


コンビニに集まってくる様々なお客さんも
個性豊かで面白かったです。中でも、
バナナ暖めてください には笑っちゃいました(^^;


頼りない父親役の小日向文世さんと、
元気で明るい母親役の浅田美代子さん。配役もぴったり。
一番おいしかった役は、大泉洋さんでしょう。


北海道の綺麗な景色にのんびりとした空気、
心温まるいい作品だなと思いました。



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『東京マリーゴールド』


■東京マリーゴールド(2001年)
監督、脚本:市川準、原作:林真理子


【ストーリー】
つきあっていた彼と別れたばかりのエリコは気分転換にと
転職しては見たものの、その退屈な日々は以前とあまり
変わらなかった。そんなある日、エリートサラリーマンとの
合コンに出かけたエリコは不思議な雰囲気を漂わす
タムラという男に興味を持つようになる。


【感想】
タムラにはアメリカに留学中の恋人が居ることを知りながら、
彼女が日本に戻ってくるまでの一年間だけ付き合って
とエリコが言う。一年間という期間限定の恋愛。


マリーゴールドはキク科の一年草。
一年間だけ花を咲かせ実を結ぶ花。
マリーゴールドを見つめながら別れる日が近づき、
別れたくないと想い悩むシーンが印象的。


タムラとエリコが一緒に居るシーンはとても楽しそう。
期間限定だからかもしれない。
一緒に居る時間をとても大事に過ごしてるのかな。
意識的にではなく無意識に。


でもやっぱりせつないです。
エリコの誕生日、タムラが送ったベッコウ飴。
残るものはイヤだろうからって。せつない。
彼女からメールや電話が多くなってきたから、
小さな部屋を借りよう。せつないです。
私は彼女の代用品? せつない。。


結局、二人は別れます。
エリコの誕生日にタムラが訪れたアパートには、
今までありがとう、お幸せに。の手紙とベッコウ飴。
タムラは泣きます。ベッコウ飴をほうり投げて。
オイラは思わず呟きましたよ。。
エリコに思わせぶりな態度、はっきり言わない態度、
色んなことをちゃんと反省して下さいな、って。


ところで、エリコの母親役は樹木希林さん。
味の素のCMで共演した二人です。
お味噌汁を飲むシーンはCMを思い出しました。
DVDではCM7作品を見ることができます。
とても懐かしいですよ。



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2006-06-13

「ケイゾク」再放送。


先週から CATV で「ケイゾク」再放送をやってます。
深夜1時からついつい観ちゃいます。
打つよ?打つよ?乱射するよ?
真山さん最高です。


ケイゾクで思いますのが「QUIZ」というドラマ。
覚えてらっしゃいますか?
「クイズです。」というメールが送れられて来る。
神木隆之介くんの冷めた目、今でも覚えてます。


最近のドラマはほとんど見てないせいか、
昔のドラマが再放送されると嬉しくて。。
普通に寝不足、朝起きれないことこの上なし。


未だにVHS録画しか出来ないオイラは、
何故かリアルタイムに観ることを好む。
なーんて、本当はビデオのセットが面倒くさい
だけだったりもする。。


今日で第7話です。<ケイゾク
とにかく、寝不足は今週いっぱい続きそうです。



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2006-06-11

『スクラップ・ヘブン』


■スクラップ・ヘブン(2005年)
脚本・監督:李相日


【ストーリー】
退屈な日々にうんざりしていた警官のシンゴ(加瀬亮)は、
事件をきっかけに偶然知り合ったテツ(オダギリジョー)と
意気投合し、世の中を浄化すべくある事業を開始する。


【感想】
ストーリーが面白くテンポのいい映画。
加瀬亮が演じるシンゴは普通の凡人。
その対極にある自由奔放なオダギリジョー演じるテツ。
二人ともとても良かった。


お互いに感化され、一緒にフクシュウ代理人なる
はちゃめちゃな事業(?)を行っていく。
その無謀さは観てるおいらも楽しくなってくる。


この映画の中で、独特の存在感を出してるのが栗山千明。
出番は少ないけど、その怪しい魅力がとても光ってます。
バスジャック事件に巻き込まれて義眼が取れるシーン。
インパクト大です。


その他にも、柄本明さんも存在感抜群です。
音楽も映画にぴったりでカッコイイ!
凡人は所詮、凡人。そんな虚しさも残りますが、
とても面白かったです。



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『メールで届いた物語』


■メールで届いた物語(ストーリー)(2005年)


【ストーリー】
「mail」
監督、脚本:清水浩
何度も送られてくる差出人のない宛名違いの手紙を、
ふと読んでしまった郵便配達員の高村(加瀬亮)。
そこに入院している谷村理沙(相武紗希)が恋人へ
宛てた内容が書かれていた。


「CHANGE THE WORLD!」
監督:伊藤裕彰、脚本:井上淳一
男に振られ自堕落な生活を送る葉子(吹石一恵)は、
そのショックを振り切るためにボクシングを始めることに。


「アボカド納豆」
監督:鈴木元、脚本:大森寿美男
仕事帰りに居酒屋に立ち寄った、山口(岡田義徳)と
その先輩の藤井(大倉孝ニ)。藤井は仕事のミスで謝罪中に
彼女へメールをしていた山口を咎めるが。


「やさしくなれたら・・・」
監督:鳥井邦男、脚本:鳥井邦男/加瀬正人
携帯メールで架空請求詐欺を繰り返す男・柏木(北村一輝)が、
病死した妻(原沙知絵)と瓜二つの女性・美紀(原沙知絵)と
出会ったことで運命は思わぬ方向へ転がっていく……。


【感想】
「mail」
手紙の受取人は、半年前に自殺していたことを、
理沙に言えないまま友達のフリをして見舞っていた。
しかし、理沙は恋人が既に亡くなったことを知りつつ、
何度も手紙を送っていた。
心温まるちょっと泣ける物語です。
印象的なのが、相武紗希笑の顔。とてもかわいいです。


「CHANGE THE WORLD!」
ボクシングの格好が様になってるのに驚いた。
いやぁ、なんかカッコイイですよ。吹石一恵。


「アボカド納豆」
「アボカド納豆」永遠に結ばれたい人にこのメールを送りませう、
そして「アボカド納豆」を食べればより効果があります。
・・・誰も山口には返してこない。
グダグダ&ダメダメ感が面白い物語でした。


「やさしくなれたら・・・」
柏木が優しい心を取り戻したとき、彼女を守るため
顧客リストを削除したことで暴力団に連れられていく。
その車中から彼女の姿を見つける。
「今、どこですか?」
真っ赤な夕焼けに吸い込まれていく車。
かなりせつない物語です。
北村一輝さん、顔は怖いけどいい男です。はい。



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2006-06-10

『夢の中へ』


■夢の中へ(2005年)
脚本・監督:園子温


【ストーリー】
さえない役者・鈴木ムツゴロウ(田中哲司)は、劇団仲間のタエコ
(夏生ゆうな)と同棲している。その一方で鈴木は三流劇団の女優
ランコ(市川実和子)と恋仲だった。
そんなある日、鈴木は奇妙な夢を見る。


【感想】
「俺はいつから俺じゃないのか!そんなことは関係ない。
そうだ!そんなことは関係ない!
20代の頃無数にいた俺からチョイスした今のこの状態は、
俺が選択したんじゃない!金星人のせいだーーー!!」
田中さん、切れてます。


「お前らは犬だ!!ドッグ!ドッグ!ドッグドッグドッグ!」
村上淳さんも切れてます。


オダギリジョーも負けずに切れ方が最高にイイ。
「俺はチェーンテーンじゃないです!俺は俺だ!!」


こういう意味不明な感じ、嫌いじゃないです。
この3人の同級生が田舎でダベってるシーン、
アドリブなんだそうですが、リアルで良かった。


全体的にコミカルに描かれていて面白いですが、
感想を述べるのはちと難しいです。あまり考えず、
さらっと見る感じが楽しめる映画だと思います。



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2006-06-05

『LIMIT OF LOVE 海猿』


■LMIT OF LOVE 海猿(2006年)
原作:佐藤秀峰
原案・取材:小森陽一「海猿」(小学館ヤングサンデーコミックス)
脚本:福田靖
監督:羽住英一郎


【ストーリー】
潜水士となって早2年。海上保安官である仙崎大輔(伊藤英明)は、
鹿児島・第十管区に異動となり、軌道救難隊員として海難救助の
最前線で働いていた。恋人・伊沢環菜(加藤あい)とは将来を意識
しながら、遠距離恋愛を続行中。
鹿児島沖3キロで大型フェリー・くろーばー号の座礁事故が発生。
凄まじい速さで浸水を始め、傾いていく船体。パニックを起こして
逃げ惑う620名もの乗客。そこには、偶然にも船に乗り合わせて
いた環菜の姿が!


【感想】
TVで放映されたドラマは全く見てないですが、感動しました。
スケールの大きい迫力ある映像と、水中での「生と死」に
息が詰まる思いでした。


座礁事故発生から仙崎が人命を救おうとする必死な姿、
環菜や仲間たちが仙崎の生還を信じる姿、全てにおいて
涙が止まらなかったです。
#ハンカチ持って行っといて正解だった。。


仙崎と吉岡、乗客2名(大塚寧々、吹越満)の掛け合いが、
時折、面白くてそれが唯一ホッとした場面でした。
それ以外は、もう感動・涙・感動・涙の連続。


座礁事故から4時間後、船は沈没してしまう。
沈没する前に吉岡は動けなくなり取り残されるし、
やっと出口に出られそうになるのに爆発したり、
やっと息苦しさから抜けられる・・ってところで、
否応なく次々にハプニングが発生するわけだ。
なので、全然退屈しない緊張しっぱなしでした。


あんまり期待してなかったんだけどね。
というのも、TVも観てないし作り物っぽいのかと
思ってましたが、全然良かったっす。


沈んだ船の中で助けを待つ。絶望感と不安と期待で
本当だったら狂いそうになるんだろうな。。


時任三郎と美木良介、石黒賢が渋くていい感じでした。
ドラマも見てみようかな。



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2006-06-04

『髪からはじまる物語』


■髪からはじまる物語(2005年)
脚本・監督:行定勲


【ストーリー】
[第一話]フクシュウ劇
浮気を続ける夫。自分の存在をアピールする愛人。
そして復讐を誓う妻。
[第二話]あこがれ
戦時中、美しく長い髪の女性に想いをよせる少年の
純粋な気持ちを描く。
[第三話]懺悔
毎日の習慣で養女の髪を洗う神父。娘が美しく育つにつれ、
神父の中に淫らな気持ちが芽生え始め苦悩する。


【感想】
シャンプーのCMから発したインターネットムービー。
行定監督&柴崎コウはセカチューのコンビ。


第一話は、夫の車の助手席から長い一本の髪の毛を
見つけ、夫の浮気を疑い始める。
妻は荒れた髪を、綺麗に伸ばそうとする。
全体的におもしろく描かれていた。
結局は、妻も愛人もその男から離れていくのね。
男(津田寛治)が絶妙にマヌケな感じが良かった。


あと、柴崎コウが歌う「わかれうた」(中島みゆき)が
とてもいい。低い声がとてもカッコ良かった。


第二話は、白黒映画。少年たちがまあかわいいこと。


第三話は、最後のオチが笑えました。
大切の育てた養女の結婚式でのこと、
旦那は金髪のロックバカで、顔が引きつる神父さまの
お気持ち、お察しいたします。


全体を通してですが、柴崎コウの髪はホント綺麗です。
あれだけ長いのにね。
ちょっと髪の毛を伸ばしたくなる、そんな映画でした。



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2006-05-28

『理由』


■理由(2004年)
原作:宮部みゆき
脚本:大林宣彦、石森史郎
監督:大林宣彦


【ストーリー】
荒川区の超高層マンションで、一家4人の惨殺事件が
起きる。その容疑者として石田(勝野洋)が指名手配
されるが、捜査が進む内に惨殺された一家4人全員が
赤の他人同士だったことが判明し、事件は思わぬ展開
をみせる。


【感想】
登場人物100人以上、彼らの証言で明かされていく
事件の全貌。
登場人物の多さと上演時間の長さに観ようか迷いましたが、
観て良かった。全然退屈しませんでした。
話の内容がとても面白い。


本当に飽きない。釘付けです。
良く観れば、女優さんがノーメークでした。
そのせいでしょうか。虚構ではなく現実世界のような
不思議な感覚にとらわれます。


登場人物のキャラも様々で、各々の証言により
事件の内容を組み合わせていく作業がスムーズに
行えたのが不思議でした。
登場人物100以上ですよ?
これが大林監督の手腕なのでしょうか。素晴らしい。


映画の最後に出演者の唄声で「殺人事件が結ぶ絆」が
輪唱されるが、その言葉通り一つの殺人事件で
実に多くの人物が関わり、色んな思いを抱いていく。
その一人ひとりが、丁寧に描かれていました。


DVDには「『理由』が映画になった「理由」」という
大林監督の思いが綴られたボーナストラックも観ました。
大林組の映画にかける思いが良くわかります。
本編と合わせて観ると、よりこの映画が面白くなと思います。


ん、お勧めです。はい。



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2006-05-22

『SAW2』


■SAW2 (2005年製作)
監督:ダーレン・リン・バウズマン


■ストーリー
残忍な手口の殺人事件が発生。
刑事エリック(ドニー・ウォルバーグ)は、過去に連続殺人犯として
世の中を騒がせたジグソウ(トビン・ベル)の存在を思い出す。


■感想
「SAW」と同様、最後のオチに驚いた。。。
全然想像できませんでした。


この作品を見る場合、出来れば「SAW」をご覧になってから
観ることをお勧めします。その方がより楽しめます。


映像と台詞の一つ一つに色々とGAMEのヒントが隠されてる
かと思い、かなーり集中して観てました。
100分があっという間に過ぎてしまった。
上映時間も集中するにはちょうど良かった。


それにしても、痛々しいかつ生々しい映像の連続でした。
オイラは嫌いじゃないので、ひぃーっと言いつつ
凝視してました。特に注射器たくさんのシーン・・・。
ええ。想像しましたよ。体中に注射針が刺さる痛みを。
鳥肌立ちましたもん。


話も面白かったし続編映画としてはイケテルと思います。
それに何度観ても楽しめそうだし、新たな発見もありそう。
そして「SAW3」もあるか?と想像させるラストでした。
続編出るなら必ず観たいし、面白くあって欲しいです。



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2006-05-13

『間宮兄弟』


■間宮兄弟(2006年製作)


原作:江國香織
脚本、監督:森田芳光


Mamiya_brother

《公開初日に舞台挨拶に来た森田監督と佐々木さんのサイン》


【ストーリー】
ビール会社の商品開発研究員の兄・間宮明信(佐々木蔵之介)と
小学校校務員の弟・間宮徹信(塚地武雅)は、30歳を過ぎても
仲良く同居生活を送っていた。
兄弟は女性から恋愛の対象として見られることはなく、
ありふれた日常にささやかな歓びを見つけ楽しく暮らしている。
しかし、そんな彼らにもいよいよ恋の予感が訪れ……。


【感想】
久しぶりに映画館で見ました。
とにかく仲良い間宮兄弟、一緒に寝る、遊ぶ。
野球を見る、DVDを観る、何をするにも一緒。
二人で散歩、歩きながらジャンケンして「ぱ・い・な・っ・ぷ・る」
餃子屋さんまで競争したり。小さい頃から変わらないままが
よく伝わってきた。


日常の小さな幸せがたくさん詰まった作品でした。
この兄弟のお母さん役・中島みゆきさんがいい味出してます。
あの「のほほ~ん」とした雰囲気そのままでニコニコと。


公開初日で舞台挨拶もあり、佐々木蔵之介さんと森田監督が登場。
森田監督、映画宣伝しすぎで声がかすれてました。
蔵之介さんは、テレビで見たまま大きくて細くてかっこいい。


キャスティングについての質問があり、森田監督は兄弟ペアで
配役を考え「佐々木&塚地・・いいかも」と思ったようです。
ボーリングのシーンでは、中島みゆきさんが初めてだったようで
ボールを後ろに飛ばしたり、こけたりは全て天然だったらしい。
塚地(ドランク・ドラゴン)が芸人泣かせだと言ってた、など
撮影の裏話を生で聞けてお得でした。


そうそう、映画が進んでくにつれてあの塚地が
だんだんかわいく見えてくるのも不思議でした。


映画の内容よりも生・佐々木蔵之介を見れたことが
何よりも興奮だった「間宮兄弟」でした。




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2006-05-06

『電車男』


■電車男 (2005年製作)
原作:中野独人、脚本:金子ありさ、監督:村上正典


【ストーリー】
電車内で暴れる酔っ払いから女性(中谷美紀)を助けた
ヲタク青年、通称・電車男(山田孝之)。
彼女に心惹かれた電車男だったが、これまで女性に
縁がなかったので、どうしたらいいかわからない。
そこで彼はインターネットの世界に助けを求め・・・。


【感想】
キタ―――――(゜∀゜)――――――!!!
ってやつですな、ようやく見ました。


歪んだ恋愛映画もいいけど、こういう純粋さは素直に泣けました。
エルメスさんの年齢がいくつの設定なのかは不明だけど、
妙に落ち着いてる話し方が隣の綺麗なお姉さんぽくて
ちょっと面白かったです。
モテル女の基本って感じしました。
あれじゃヲタク男じゃなくても落ちますって。


ネットの住人たちがまた面白い。
専業主婦とサラリーマン。実は夫婦だったり。
3人組の「むとう」ってのが居るんだけど、
『花とアリス』に出てくる坂本真くん、キャラ同じだしさ。


映画見てるとほのぼのします。
人を好きになるのが苦しい、青春ですね。
いやぁ・・・羨ましい(TT)
GWに一人で見るものじゃーないです。はい。



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2006-05-05

『レディ・ジョーカー』


■レディ・ジョーカー (2004年製作)
原作:高村薫、脚本:鄭義信、監督:平山秀幸


【ストーリー】
昭和22年、雪国のある村で物井清二(谷津勲)は
日之出麦酒を不当に解雇され、納得がいかないまま
会社に非難の手紙を書きつづった。
それから月日は流れ、物井清二の弟、物井清三(渡哲也)
は小さな薬屋を営みひっそりと暮らしていたが・・・。


【感想】
競馬場で知り合った男たちが、レディ・ジョーカーと名乗り、
日之出麦酒に20億円を要求する。人質は350万キロリットルの麦酒。
話はまあまあ面白かった。原作が読んでみたい。


日之出麦酒社長・城山が誘拐されることから事件が始まる。
たった2日後に開放されるが、そのとき姪の写真を渡されるのだ。
人質は麦酒だと言われても、城山には姪の安全が第一だった。
そう、一番守るべきは家族だった。


それに対し犯人「レディ・ジョーカー」の一員に障害児の娘(レディ)を持つ
トラックの運転手は、事件後娘を捨てる。
競馬場に置き去りにした。奪った金を手にしたわけではない。
彼にとっては守るべきは自分だったのかもしれない。
娘を一番に守って欲しかったな。。うん。


中でも現役のノンキャリア刑事を演じた吉川晃司。
その刑事を疑い、執拗に追う刑事を演じた徳重聡。
実は二人とも嫌いなんだけど、吉川晃司は今回良かった。
徳重くんはアカン。あの感情なしの能面顔、なんとかならんかのぉ。
ま、そういう役なんだけど・・うーん。。
これはオイラの個人的好き嫌いなので、気に障ったらすみません。


こういう社会派的な小難しい話は苦手なのですが、
俳優陣がとても豪華でさすがな映画でした。
犯人側にも被害者側にも偏らず、一般市民から社長、かたや刑事まで
色んな立場からの視点なのが良かった。
感情がどこにも偏らず客観的に見れたという感じです。



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『いぬのえいが』


■いぬのえいが (2004年製作)
脚本:佐藤信介、山田慶太、永井聡
監督:犬童一心、黒田昌郎、祢津哲久 、黒田秀樹
     佐藤信介 、永井聡 、真田敦


【ストーリー】
ドッグフードのCMが関係者の思わぬ発言でとんでもないものに
変貌していくコメディーや飼い犬を失った悲しみを描く感動作など
「いぬ」をめぐるエピソードがリレー形式でつづられる。


【感想】
前半は笑えて、後半は泣けました。
ドッグフードのCMなのに犬が出てこず、伊藤美咲のイメージ映像。
更に音楽はド演歌、映像のど真ん中に 「国産牛肉」 の成分表示。
どんどん変になってくCMは笑えます。
あとバウリンガルの話もおかしかった。
犬の言葉の翻訳機ね。あれってどのくらい信憑性あるんだろ。

一番最後の「ねぇ マリモ」は号泣でした。
オイラも実家で犬を飼っていたので、
そのコを思い出し、さらに号泣でした。
一度でも犬を飼ったことある人は泣けると思います。


とにかく、犬好きにはたまらない映画です。
出てくる犬が皆かわいいっす。
まー、うちのチビ(↓)はには敵わないけどね。<犬バカ

Chibi

コイツは2代目チビ。ママさんの愛犬です。
人見知りせず、すぐにオイラにも懐いてくれた良いやつです。
なんかチビに会いたいくなりました(TT)
そんな気分にさせる映画です。


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2006-05-04

『樹の海』


■樹の海 (2004年製作)
脚本:青島武、滝本智行、監督:滝本智行


【ストーリー】
暴力団組織にそそのかされて5億円もの公金を横領、
その後口封じのために殺され、樹海に遺棄された
朝倉(萩原聖人)。しかし朝倉は奇跡的に一命を
取り留めるが、犯罪者と成り果てた彼に行き場はなかった。


【感想】
エピソードが4つのオムニバス形式の映画。
人の生死がテーマ。
富士の樹海といえば、自殺のメッカだもの。


一番好きだったのは、駅の売店に勤務する手島映子(井川遥)
の話。2年前にストーカー行為で銀行を辞めた映子は、
あまり売れない「ネクタイ」が売れたことを静かに喜ぶのね。


誰からも必要とされていないと思った映子は、
そのネクタイを持ち樹海で自殺しようとする。
ところが、そのネクタイがほどけ助かるわけだ。
地面に落ちた映子に上からネクタイが舞い降りてくる。


そのシーンはちょっと感動もんでした。
いつか自分を必要としてくれる人が現れると、
生きる希望を持った目が印象的でした。


なんかもっと暗い映画かと想像したけどそんなことなかった。
昼間見る樹海って、癒しの場所っぱく見えました。
緑多いし静かだしね。あくまで昼ですよ。
富士の樹海は、実は生きる希望や勇気を与えてくれる場所
なのかもしれないです。



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『トニー滝谷』


■トニー滝谷 (2004年製作)
原作:村上春樹
脚本、監督:市川準
音楽:坂本龍一


【ストーリー】
美大で芸術を学んだトニー(イッセー尾形)は、デザイン会社
へ就職、その後独立してイラストレーターになり、自宅の
アトリエで仕事をこなすようになる。そんなトニーが一人の女性、
出版社編集部員・小沼英子(宮沢りえ)に恋をする。


【感想】
トニー滝谷は、少年時代から孤独な時間を過ごしていた。
楽団のトロンボーン奏者の父は海外に演奏に出かけ、
母親はトニーが生まれて3日後に亡くなった。


『一人でいること。特にさびしいとは思わなかった。』
トニー少年は一人で夕食を食べながらのシーンは
せつないものを感じました。


映画を見たというより、小説を読み聞かせて貰った感じです。
語り・西島英俊さんの感情を抑えた静かな語り口調で本編は進行。
時折、その語りを引き継ぐように登場人物が口にする。
台詞が耳に残るとてもいい演出だと思った。


ずっと孤独だった男が結婚し、孤独じゃなくなった。
逆に孤独になることをとても恐れる。
そして、妻が亡くなった後、再び彼に孤独が訪れる。
単純に、結婚前に戻っただけではない。
妻が世話していたサボテンに水やりをしながら、ふと手を止め
ソファーに腰掛けて静かに泣くシーンにオイラも泣きそうだった。


うーん、うまく感想かけないや。
とにかくこれまで見たこと無いとしか言いようがない。
台詞も少なく、小説を読んでるみたいで、
色々と想像しながら見てました。
最後のオチもはっきり描かれてないため想像がより広がります。
テーマが孤独なんですが、ほのぼの感もありでとてもいい映画でした。



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2006-05-03

『約三十の嘘』


■約三十の嘘 (2004年製作)
原作:土田英生
脚本:土田英生、大谷健太郎、渡辺あや
監督:大谷健太郎
音楽:クレージーケンバンド


【ストーリー】
豪華寝台特急トワイライト・エクスプレスに乗り込んだ
志方大介(椎名桔平)ら6人の詐欺師たち。
ある事件以来解散状態だった彼らは再び結集し、3年
ぶりの大仕事を成功させるが、戦利品である大金が
詰まったスーツケースを紛失してしまう。


【感想】
出演者が豪華な割りに、ちょっと話の内容が薄い感じがしました。
もう少し『かっこいい』演出を期待してた分ちょっと残念。
ま、ダメ詐欺師集団という設定なので仕方なかったのかも。
ちょっとオイラの過剰期待もあったかもしらん。


出し抜いて、大金を持ち逃げしようと計画してるのは誰か?
何が本当で何が嘘か?誰が嘘をついてるのか?
もっと複雑かと思いきや意外に想像がついちゃうのも残念(TT)
作品全体としては、爽やかな感じできれいにまとまってました。


でもね、椎名結平&妻夫木聡&中谷美紀は良かったっすよ。


『ひとつの嘘のためには、三十の嘘を用意しなさい』
(サルバトーレ・ウコン)
嘘を成立さすのは大変ってことっす。でも、それは難しい。
だから 『確信以外は全部本当のことを言う』 だって。
確かにね、小さな三十の嘘ついてたら自分が混乱するわっ。
・・・オイラは詐欺師になれねぇな。


この作品の中で一番気になったのは「ゴンゾウ」。
仕事するときに用いたパンダのぬいぐるみ。
誰かがコレを着て動いたシーンはなし。
単なるぬいぐるみとして登場。でもね、めっちゃかわいいっす。
ゴンゾウ.net 《ゴンゾウ。それは“嘘の神様”。》

なんかね、ONEPIECE に出てくるパンダマンに似てない?



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2006-03-26

『猟奇的な彼女』


■猟奇的な彼女
脚本、監督:クァク・ジョヨン


【ストーリー】
大学生のキョヌは、ある晩、地下鉄の中でベロベロに酔っ払った
超美人な“彼女”と出会う。泥酔した彼女は、正気を失い倒れる
間際にキョヌに向かって「ダーリン」と言い残す。
そのため、彼氏に間違えられたキョヌは、彼女が起こしたある事件の
後始末をさせられるハメになる。可愛い顔して、「ぶっ殺されたい?」
が口癖で過激な行動を繰り返す彼女のペースに飲み込まれ、
困惑しながらも、いつしかどうしようもなくその魅力にひきこまれ
ていくキョヌ。しかし、タフでワイルドに見える“彼女”には、
ある隠された切ない秘密があった・・・。


【感想】
3年も前に公開された有名な映画ですよね。
ラブストーリー色が濃くなくて笑えました。
3部構成になってましたが、前半戦と後半戦、
かなりの猟奇さに口あんぐりしたまま見入ってました。


「かなり猟奇的だけど、彼女がかわいいんだよね~」
って聞いてましたが、最後まで
「そーーーかなぁ?(--)」でした。


ま、殿方との見る視線が違うのはわかるのですが、
「グーで殴られたいのか?ホントに?」とか、
「昔の彼の代わりじゃないですか・・・。」とか。
女としてはその気持ちわからないでもないけどね。


オイラ的感想は 「やっぱ女は顔ですか」 です。


いやぁ、猟奇的な部分で男が振り向いてくれるなら
なんぼでも殴ってあげるぞーって叫んだ夜でした。
#ちょっと解釈に、ひねくれ感あり。。


この映画のストーリーは面白かったです。
最後のオチもとっても良かったです。
「シュリ」と同じ撮影監督(キム・ソンボク)ですか。
どうりでアクションシーンが格好良かったはずだ。


もし機会があれば、「僕の彼女を紹介します。」も見てみたい
と思いました。これも古い映画ですけど(^^;)


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2006-03-21

『さよならみどりちゃん』


さよならみどりちゃん
原作:南Q太、脚本: 渡辺千穂、監督:古厩智之


【ストーリー】
ゆうこは、ユタカのことが好きだった。でも、初めてユタカと
セックスした日、ユタカに“みどりちゃん”という彼女がいる
ことを知った。片思い。電話番号さえ知らなくて、恋人じゃない
と言われても、嫌われたくないから、ユタカにすすめられるまま、
スナックでバイト。OLと二重生活。
チャランポランでイイ加減なユタカの周りには、女の影が
ちらちらしていた。顔も見たことない“みどりちゃん”に張り合う気
なんかなくて、一番ズルイのはわたしだな。ユタカの肌には磁石
がついていて、だからわたしは手を振りほどくことができない。
でも何かきっかけあれば、きっと…。


【感想】
片思いのゆうこに感情移入しっぱなしでした。
いい加減だけど優しいユタカ。西島秀俊が好きなオイラは
結局最後までユタカを憎めませんでした。
演じてるのが別の俳優さんだったら、ムカついてました(--)


現実世界にこういういい加減な男が居たら、
一発殴ってやりたい感じのユタカ。
でも、それに耐え忍び一途に(でもないけどw)思う
ゆうこちゃんがかわいかったです。


人間って結構フラフラしていて、他人の言葉や感情に
右往左往してるのが、実際本当のところなんだろうと
感じました。んで、何きっかけかで爆発してしまう。
ゆうこは、“みどりちゃん”とユタカが一緒に乗ったタクシーを
がんがん走って追っかけてった。その迫力にはちょっと参りました。
若いって素晴らしい。。


ただ1つ。タイトルの「さよならみどりちゃん」。
この意味が、いまいちわからぬままです。
結局ユタカに好きになってもらえずだったのに。。
う~む(--)なんかモヤモヤが最後に残った感じです。
何か見落として、もしくは聞き逃しちゃったのかなぁ。。


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『メゾン・ド・ヒミコ』


メゾン・ド・ヒミコ
脚本: 渡辺あや、 監督:犬童一心


【ストーリー】
塗装会社の事務員として働く吉田沙織、24歳。
ある事情で借金を抱え、夜はコンビニでもバイトをしているが、
いっそ風俗でも働こうかと思い悩んでいる。
ある雨の日、彼女のもとに若く美しい男が訪ねてくる。
名前は岸本春彦。
彼は、沙織が幼い頃に沙織と母親を捨てて出ていった父の恋人だった。
沙織の父・吉田照男は妻子のもとを離れた後、ゲイのための老人ホーム
を創設、その館長を勤めているらしい。
春彦は、父が癌で余命幾ばくもないことを伝え
ホームを手伝わないかと誘う。
「メゾン・ド・ヒミコ」ゲイのための老人ホーム。
賑やかで、哀しくて、温かな場所。

【感想】
心温まるいい映画でした。
映像がとてもきれいで、景色、建物がとても素敵でした。
犬童一心監督の『ジョゼと虎と魚たち』の景色もきれいでしたが、
今回も海も空もとても綺麗。


話の流れがスローテンポなのに全く気にならず、
沙織の父に対する嫌悪感が薄れていくさまが
とても良く表現されていたと思う。
老人たちに囲まれたオダジョーと柴崎コウが際立ってた。


ゲイの役を演じたオダジョーがますます好きになりました。
佐織の父を愛しつつ、佐織に惹かれるがゲイであるが故の
苦悩する表情がとてもセクシーでした。


オイラもいつか歳を取って老人ホームに入るそのときは、
メゾン・ド・ヒミコのような温かくて静かな場所が良いなぁと
思うほど、心温まるいい映画でした。


ゲイのおじちゃまたちってホント明るくて愉快に描かれていましたが、
やっぱり女装はちょっときついものが・・・。
綺麗な景色に女装した老人。なかなか見ることはないでしょうw


『ジョゼ・・』に引き続き、一心監督の映画がやっぱり好きだな。

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『深紅』


深紅
原作・脚本: 野沢尚、 監督:月野木隆


【ストーリー】
秋葉奏子は、小学校の修学旅行に行っている間、
両親と幼い弟2人を都築則夫に惨殺される。
家族の死体と対面するまでにかかった4時間の体験は
奏子のトラウマとなり、“空白の4時間”の発作に
襲われるようになる。
8年後、大学生になった奏子はルポライター・椎名から、
都築則夫に死刑判決が下りるという話を聞く。
奏子は椎名に都築の娘・美歩と会いたいと話し、
自分の素性を隠して美歩と親しくなっていく。
美歩には容赦ない暴力を振るう明良という夫がいた。
奏子は美歩に、明良を殺せばいいとほのめかす。
二人の少女の運命は・・・?



【感想】
ストーリーが面白かったです。
タイトルどおり「深紅」がそこ箇所に活かされ、効果的でした。
二人の少女の心理状況がうまく表現されていて、
見ていて飽きることのない映画でした。


後半になると、二人の少女よりも
ことの発端となった一家殺人事件の話の方に
いつのまにか、興味は引かれていました。


きっと、犯人役の緒方直人がとても良かったからだな。
目がまじで怖いんだって。。。
自分が騙されていたことを知り、奏子の母親を殺したあと
弟二人を殺そうとする目がまじでした。
ことが終わった後、「美歩、ごめんよ。」と深紅に染まった絨毯で
呟くうしろ姿に泣きそうになりました。


それともう1つ、幼少時代の奏子を演じた堀北真希が
印象的でした。あのノブタちゃんです。
一切泣かず、冷たくなった家族に触れるシーンが印象的でした。


前評判は悪かったらしいのですが、オイラ的には満足でした。

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